従来と比べると、実装の速度が爆速になった。
そうなると、意思決定での足踏みがかなり目立つようになってきたように思う。
昔はアサインを割り振って並列で進めることが、そのまま効率化につながっていた。
ただ、今は速度が出るので、並列で進めようとすると逆に以下のようなことがボトルネックになる。
- 他の人の設計や実装ができるのを待つ必要がある
- 他の人の設計や実装とのすり合わせや認識合わせに割と時間がかかる
従来は考えを洗練させる時間、文章化する時間、整合性を確認する時間など諸々時間がかかっていたが、そのあたりはLLMで爆速でできるようになってきた。
なので、源泉となるアイデアや思想さえあれば、上記のような時間のかかる作業に対して人が時間を割く必要が無くなってきていて、そのせい(おかげ)で足踏み感がかなり目立つようになったと感じる。
こうなると、機能ごとの縦割りのアサインよりも、全体像のアーキテクチャやポリシー設計をガッツリ固めてから、それをもとに詳細を各々が担当して深堀りしていく感じのワークフローが良い気がしている。
個人的にはアーキテクチャやポリシー設計を決めるのは1人がやったほうが、思想を1本化しやすくブレないので良いと思っている。ただ極端な話、全員でやってもいい。
というのも、「この部分は別の人が考えるから、自分はやらないでおこう」と切り分けた結果、あとから別の人の設計が上がってきて、それを受けてのすり合わせや修正がお互いに必要になる。
それが積み重なると、間違ってはいないし整合性は取れているけど、なんだかイケてない仕様ができた……みたいになりがちで、そういうのを避けたい。